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UZ通信

カラダ・アタマ・ココロの遊び

「ヤバい経済学」を観て ーこの映画はそんなにだったが、行動経済学は面白い

gyao.yahoo.co.jp

「ヤバい経済学」という映画を観ました。この作品は、経済学者が、ある事象と結果の因果関係を考察するドキュメンタリー風の映画です。ある事象と結果の因果関係の具体例は、名前と成功の関係や、報酬と成績上昇の関係、法案と犯罪率低下の関係等。

 

作中には興味深い様々な例が登場しますが、一番シリアスな場面は、「相撲」をテーマにした部分でしょう。ここでは、勝ち越しと負け越しの可能性を残して千秋楽を迎えた力士が、勝つ傾向にあることと、その翌場所では先場所と逆側が勝つことを取り上げています。

 

このケースで経済学者が注目していたのは、「勝ち越しのインセンティブ」についてで、リスクを冒しても結果を操作する価値があるからこそ、八百長が存在しているという話をしていました。

 

11対11で行われるサッカーの試合で八百長が起きることを考えると、1対1の相撲で八百長が起きることに驚きはないですし、あれだけ激しいスポーツだったら多少の手加減位しないと死にそうだななんて思いますが、とにかくそんな話が出てきました。

 

あともう完全に違う話ですが、八百長がいけないことは理解できるものの、何を持って真剣勝負か判断する難しさも感じます。事前に口裏を合わせずとも、自然と情報が流れて「相手は右腕が骨折している」とわかった場合はどうでしょう。相手との親交が深い場合、右腕は攻めないかもしれないし、それによって負けるかもしれません。

 

7勝7敗の力士の勝率が75%という数字も出ていたけど、7勝7敗だったら死に物狂いでやるだろうし、7勝7敗になるような力士はその時点で上位陣との対戦を終えていて、自分以下の力量の力士と戦っているかもしれないし、相手としては何も言われていないにも関わらず多少配慮してしまう点が関係しているかもしれません。実態は知りようがないですが。

 

と、全然関係のない話をしましたが、この映画は興味ない人には超退屈で、ある人にはまあ面白い映画だと思います。映画の背景にある行動経済学という学問はもっとずっと面白いです。

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映画を30分観れた人は、「予想どおりに不合理」も併せて読んでみてください。

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