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UZ通信

カラダ・アタマ・ココロの遊び

ベインアンドカンパニー 説明会。 アップオアアウトの実態ってどうですか?問いに対する社員さんの表情と僕の考え。

インターン

三大戦略コンサルティングファームの一つ、ベインアンドカンパニーの説明会兼ケース面接WSに参加しました。18時過ぎの説明会ということもあって、150人程はいたと思います。ギリギリに入った僕は、約15列中の後方二列目だったので、ほぼ満席の人気ぶりでした。(そもそもこの説明会に向けた参加抽選もあったし、当たり前か。)

 

先に説明会全体をまとめると、ベインアンドカンパニーは大変魅力的な会社だと感じました。社挙げて社員教育に莫大な力を注いでいるし、社員さんのエネルギーもすごいし、待遇面も成長面も申し分ない。

 

どんな環境でも成長できるというのは事実だと思いますが、その程度とスピードは環境に大きく左右されます。今日の説明を聞き、外発的動機と内発的動機のどちらも刺激を受けそうな会社で働きたいと思いました。

 

今日の流れは以下の通りです。

①会社説明

②入社3年目の社員さんのお話

③ケース面接概要説明

④ケース面接WS

⑤フィードバック

⑥ブースごとに個別の質疑応答

 

①会社説明

日本支社の社長さんがお話された。オーラがすごかった。

 

・ベインは三大戦略コンサルの一角で、その中では最も新しい

・2桁成長を継続している類稀な会社

・全世界に50を超えるオフィスがあり、異動できるチャンスも多い

・グローバルトレーニングを行っており、全世界で共通のプログラムを導入している

・徹底した「結果主義」。本気で変わろうとしているパートナーでなければ、こちらからお断りする

・「TRUE NORTH」。方位磁針の先と北極点は異なる。クライアントの真の課題解決に力を注ぐ

・教育投資が凄まじく、語学/MBA留学、トレーニングプログラムが多数存在する

・常に成長を求められる

 

 

②入社3年目の社員さんのお話

京大院出身の方が入社の経緯や実際に関わったプロジェクトのお話をされた。

 

経営に興味があり、ベンチャーかコンサルかで考え、「どちらが成長できるか」を判断基準にコンサルを志望した。中でもコラボレーティブで(あんまり意味はわからなかった)、働きやすさを支える仕組みに惹かれ、ベインにした。だんだんと自分でやるべき裁量と責任が大きくなってきており、大変やりがいを感じている。とのこと。

 

 

③ケース面接について

ケース面接でどこを見ているか、何を重要視しているかを中堅社員の方がお話された。

 

・答えは重要視していない

・構造化、分析、ロジック、プロフェッショナリズムが重要

・以下ポイント

 

1、何が問われているか、正確に捉える

ー出したい答えの方向性があっているか確認する

 

2、MECEで考えているか

ー分解し、構造化できるか

 

3、どこがキーファクターか理解しているか

ーインパクトを与える部分はどこか

 

4、リアルな策を考えられているか

ー経営者として、本当にそれを実践したいか

 

 

④ケース面接WS

「温泉テーマパークの年間売り上げ規模を出し、それを上げる方法を考えよ」というお題に対し、3分で考えて誰かが発表という流れ。

 

【考えた答えへの道筋】

年間の売り上げ規模=一週間の来場者人数(ア)×平均客単価(イ)×50(週)

=7000人×2500円×50

=87億5千万円

 

【一週間の来場者人数(ア)】

土日と平日、観光客とリピーターで分けて考える。

 

・土日来場者数=温泉のキャパ(500人)×※回転率(5)×稼働率(70%)

=1750人(土日は観光客:リピーター=9:1)

 

・平日来場者数=温泉のキャパ(500人)×回転率(5)×稼働率(30%)

=750人(平日は観光客:リピーター=5:5)

 

よって、土日で3500人、平日で3750人。(土日はうち350人、平日は1875人リピーター)

→一週間で、5000人の観光客と、2000人のリピーターが来客。

 

※12時間営業で、2時間ちょいいそうだから、5回転

ー計算面倒だったし、全部偶数比でやった方がいいかもしれない。

 

【平均客単価(イ)】

・観光客=3000円

ーご飯、お土産等でも使いそう

 

・リピーター(月一回くるお客さん)=1000円

ー入るだけがメイン

 

5:2から加重平均をとると、2500円。

 

 

⑤フィードバック

発表に対して、社員さんがフィードバックしてくれる時間。時間が押しているらしく、早くてあまり聞き取れなかった。とりあえず、分解して、どこなら現実的に数字を上げられそうかを考えるという趣旨のことは言っていた。回転率を上げるのか、稼働率を上げるのか、施設を大きくするのか等。

 

 

⑥ブースごとの個別質問質疑応答

表題に関連している部分。興味ある社員さんを10人前後で囲み、10分ほど質疑応答できる時間が3セットあり、その時の一幕。

 

質疑応答でアップオアアウトの実態ってどうなんですか?と聞くと、その女性社員さんは、かなり怖い表情になった。「それはもう当たり前。みんなにとっても、本人にとっても必要なことだから。その人が優秀とか、優秀じゃないという話ではなく、コンサルが合わないってだけ」とのこと。その後、ベインは様々なフォローアップの対策をしていて、結果が出なければ仲間全体で助け合ったり、スーパーバイザーを変更したりとできる限りのサポートはしており、リストラの形で辞める人はほとんどいないといった実情をお話された。しかし、その後の質問に答える中で、「彼がアップオアアウトが怖いと言っているけど、」という感じで何度か引き合いに出された。とても丁寧に答えていただいたし、嫌な思いは全くしていない。ただ、今の学生は(もしくはそのような質問をしてくる学生は)、「アップオアアウト(というかアウト)=悪いもの」という認識を持っている、とお考えになっていることはわかった。

 

僕自身どう考えてるかといえば、アップオアアウトには肯定的で(まだ家庭を持たない新卒だからってのはあるけれど)、最初のキャリアはそういった厳しい環境でスタートさせたい。というか、将来的な安定を追い求めるとそうならざるを得ない。将来的にというと曖昧だけど、30歳前後には安定していたい。経済的にも精神的にも。贅沢ではなくともお金に不安なく暮らしたいし、自分の意思決定が尊重される環境で働きたい。

 

そのためにはどうしたらいいか。

 

少なくとも今のままでは厳しい。何もできないから。どんな仕事でも、職場でも結果を出さないと自分の裁量は大きくなっていかないし、信頼されなければやりたいように働けない。自分の理想があって、今の自分に足りない点ばかりなのだから、それは成長で埋めるしかない。だからこそ、ガンガン成長を求められる厳しい環境に身を置き、「結果を出す力」をつけたいと思う。どんな自分でも置いてくれる環境だと(そんな場所あるとは思ってないけど、その程度が低いという意味で)、自分自身の停滞に気づけないだろうし、その方がよっぽど怖いと思っている。その点でいえば、成長していない時にクビにしてくれる会社の方がずっと優しいとさえ思う。

 

僕の考えは上記の通りですが、他の大学生はどう考えてるんですかね。潰れない企業で働きたい、リストラとは無縁の企業で楽に働きたいっていうよりは、「一生懸命働いて社会に貢献したい」みたいな人が多いし、社会に貢献するには自分を成長させないとまずいな、とみんな考えてると思うけどな。