UZ通信

カラダ・アタマ・ココロの遊び

仕組みの重要性

早慶戦、負けたようですね。僕はまだ早慶戦を観たことがないけど、行けば行ったで楽しいんだろうな。

 今日はS.A.L.の全体会議でした。 日吉、SFC、三田と分かれているキャンパスのメンバーが一堂に会し、規模はこの時期だと120人程になります。僕は全然社交的でないのですが、年度末の閑散とした雰囲気より、今のざわざわ感が好きです。

 

会議の中心は、プロジェクトのプレゼンです。

 

プロジェクトとは、ある目的のもとに有志で集まったメンバーによる組織です。読んだ人に旅に出てもらうことを目的に雑誌を作るプロジェクトや、日本の難民問題を伝えることを目的とした映像のプロジェクト、海外で見たものを日本の高校生に伝える出張授業のプロジェクトなど、多岐に渡ります。今現在、10以上のプロジェクトが活動しており、競争と協力のバランスを大切にしながら活動しています。

 

今回のプレゼンは、プロジェクトが何を目的にどんな活動をしてきて、これから何をやっていくかを新入生に伝える場所でした。ここ最近、プロジェクトに対して感じていた問題点を共有し、議論してきたこともあって、どのプロジェクトも目的意識のはっきりした状態で話していました。

 

感じていた問題点とは、手段と目的が曖昧になっているという話に行き着きます。作ることが目的となり、作るために作る状況になりかけていました。雑誌を作るところは雑誌のレイアウトや写真、そのクオリティばかり気にしがちだし、映像作品の場合はエフェクトや編集技術のかっこよさにその関心が移ってしまっていたということです。

 

やりたいから、やる。というのは自然なことだし、やらないよりずっといいと思います。しかし、自分達がこの団体でやりたいことは何か。プロジェクトで伝えたいことは何か。本来は、この問題を知ってほしい、こんな取り組みを伝えたい、などの目的があったはずです。それを念頭に置いて作品を作らないと、何のために活動しているのかわからないし、低レベルな自己満足で終わってしまいます。(高レベルな自己満足=誰かのためになって、自分が嬉しい状態)

 

手段として雑誌や映像を作っていることを忘れたらダメだよね、という話はよくするのですが、やはり作ることは楽しいし、それを意識や呼びかけで変えるのは難しい。

 

ここで感じるのが仕組みの重要性です。何か問題が起きた時に、対応できることはもちろん大切ですが、問題が起きない仕組みがあれば、毎回手を打たずにすみます。上記の課題に対し、僕達は今、3つの取り組みをしています。(仕組みとまでは言えないかな)

 

・プロジェクトの目的と時期別目標をシートで共有する機会の提供(昨年~毎月開催)

・会議の場で現状報告し、フィードバックを受ける機会の提供(昨年~年3.4回)

・リーダー同士で現状をフラットに話し合う場の提供(今年4月~毎月開催)

 

一番上はメンバー全体への書類での共有機会、真ん中は直接の対話による共有機会、下はリーダー同士が悩みや課題を話せる機会の提供を目的としています。プロジェクトが何を目指していて、どんな活動をしているか定期的に発表し、周りからのフィードバックを受けることで、手段の目的化を防げると考えたからです。これらの取り組みが有効かどうかを検証はこれからになります。(堂々めぐりのようですが、これも手段と目的の話で、「プロジェクト本来の目的を達成することが、メンバーの満足度向上につながる」という仮説の下にこの取り組みをしているから、それを忘れないで自分)

 

代表の役割は、団体が持続的に発展し続ける仕組みを作ることで、その仕組みとは現メンバーの満足度を上げるものであるはずです。何かの解決策は手段であって目的ではないので、自分自身が誰よりもそれを意識し、目的に向けた仕組み作りに励みます。

 

淡々と生きる。

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