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UZ通信

カラダ・アタマ・ココロの遊び

S.A.L.新歓合宿WS 内容

サークル

昨日終えた新歓合宿のWSで自分が担当した班は、難民問題について考えた。

 

【このWSの目的】

問題の捉え方、自分の価値観、個別/具体的な事例の3つを知り、考えるため。

ー上記の3つを考えることがこのWSの目的である。優先順位は左から順に高い。理由は以下の通り。

1年生はこれから新聞やテレビをはじめとするメディアからの情報や、スタディーツアーで実際に取材する中で、個別具体的な問題には無数に出会うことになる。その時に、切り取られた一部分を問題視するのではなく、背景では何が起きていて、誰が困っていて、どんな判断基準から問題であるのか。解決策の問題点はどこにあるのか。何を支持し、何に違和感を感じるか。自分の価値観を知った上で、大局的な視点で問題を捉えることが重要だと考えるから。

 

【難民問題をテーマとした理由】

①難民について連日報道されており、前提知識があるから

②現在5000万人の難民がおり、世界規模の問題であるから

③移民、技能実習生の問題とともに、日本が考えるべき問題であるから

 

【議論】

①難民を助けるべきか

②難民が難民を生むとき、船頭ならどうするか

③イタリア政府だったらどうするか

④難民の第三国へ。オーストラリアの対応を考える

⑤日本の受け入れについて

 

【内容】

①すべての難民は、保護されるに値するのか。しないのか。それはなぜか。紛争が理由なら認可、経済的困窮が理由なら却下などの線引きはどこなのか。難民の定義をまず考えた。

②内戦から逃れるために大金(3000~10000ドル?)を払ってイタリアを目指すリビア難民。彼らをイタリアへ運ぶ船頭がそのお金を内戦に回しているとき、船頭だとしたらどうする?という議論。この構造をどう考えるか。

③受け入れ国イタリアの政府として、難民の受け入れによるメリット・デメリットをあげ、賛成反対の議論をした。国民の前に難民を救うのか。テロリスト流入の可能性もある中、何を根拠に難民認定をすればよいか。

④昨年、オーストラリアは年々増加するボートピープルに対し、カンボジアや南太平洋諸国への移送措置を取った。それに対して国際社会からの非難は高まっているが、この措置をどう思うか。

⑤最後に日本の受け入れについて。日本の難民認定に際して何が引っかかっているか。認定さえ下りれば、日本人はすんなりと彼らを受け入れられるのか。何が問題として起きそうか。

 

【難民問題対策案】

議論の最後に、現状の難民問題(難民受け入れ)を改善する案を考えた。出た案をまとめると以下の通り。

1.一括した機関が難民の管理を行う

2.彼らの希望に沿った職業訓練を行う

3.彼らの希望と各国の要請に合わせ、必要な人材を派遣する

現状における、難民受け入れのネックになっている部分を洗い出して、その一部を解決する案や、受け入れ国のメリットを作れるシステムを構築する案を中心に考えた。日本で言えば介護、農業など現状で労働力が足りていない領域があるし、他の国も人材の足りていない領域、分野があるはず。難民の受け入れに関しては、国に対して、難民を受け入れるメリットを提示することが重要であり、そこに訴えかけるような制度ができれば問題解決につながるという流れに至った。

 本来であればここから、実現可能性や具体的なアクションプランを考えていくが、時間の制約もあってここまで。この一連の流れはプロジェクトの設立へ道筋なので、何か問題を考えるときに今日考えたことが少しでも役立てば、と思う。

 

【反省】

自分が担当にもかかわらず、準備不足で質問に答えられない部分があった。今回は7人のグループだったが、30人ほどのWSも少なくない。全員の時間を使っていると考えると、準備不足は許されないと思う。Arugoaで学び、きちんとした理解の上でWSに取り組むことを習慣づけないといけない。時間の制約の中で作り上げることを考えると、「たたき台完成→チェックと質問をあげてもらう→データ集め→プレゼン作成」の様に早めに人の目に晒して、わかりづらい部分・知りたいことを聞くことかな。

 

【最後に】

この合宿に参加しているメンバーの意識が海外に向く理由は、豊かな生活を送っているから。衣食住で困ったことはなく、戦争のない時代に暮らし、いい教育を受け、十分な時間がある。日々の生活に追われることのない大学生だからこそ、世界の問題を考えられる。

誰かに言うことを聞いてもらうには、どれだけインセンティブを作れるかが勝負。ゴミを捨てないでほしいというメッセージを送るより、ゴミをきちんと捨てるメリットやゴミを出さないメリットを作っていければと思う。

ただまあ、口で言うのは簡単だが、行動に移すのは難しい。まずは、国際問題を学んでいる学生=かっこいい。という雰囲気をArugoaで作っていきたい。

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