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UZ通信

カラダ・アタマ・ココロの遊び

久しぶりの日吉会議

学生団体S.A.L.は毎週水曜日に、日吉会議と呼ばれる勉強会を開催している。自分で設定したテーマについて発表し、集まったメンバーとのディスカッションやディベートを通じて考えを深める場所である。日吉会議の存在意義は、仲良くなる場所の提供、国際問題に興味を持つきっかけ作り、考えをアウトプットする機会の提供の3つだと捉えており、今日もそれを達成するべく発表をしてきた。今日のテーマは「事実と解釈、発信方法」。これから団体員として本格的な活動を始める新入生と、学生団体S.A.L.の発信方法を考えたかったからである。

 

【構成】

①解釈が分かれるような写真と文章の紹介

②「LGBT」とは。特にTを理解する

カリフォルニア州における同性婚法案の変遷

④「コーブ」から考える取材、発信方法

⑤「シーシェパード」から考える、文化と世界基準の価値観

⑥「マララへの手紙」から考える、文化と世界基準の価値観

⑦「硫黄島からの手紙」と「父親たちの星条旗」から考える、発信方法

⑧S.A.L.の発信方法

 

【説明】

①具体的事例から、自分たちの中で認識が変わってくるという話をした。

②③LGBTの理解に向けた説明とそれにまつわる法律の問題から、自分達のマジョリティ、マイノリティの価値観、解釈の違いを考えた。

④⑤イルカ漁を批判的に描いた「コーヴ」の取材、発信方法の良い点、悪い点を整理しつつ、文化と価値観の対立を議論した。マジョリティ、マイノリティの価値観の違いも考えた。

タリバーン幹部からマララさんに当てられた手紙から、上のテーマとの違いはどこにあるのかを考えた。

⑦⑧イーストウッド監督の2作品の紹介と、その手法について議論した。自分たちの発信方法を考えた。

 

30人以上の大学生を90分飽きさせないために、様々な工夫をする。クイズを出したり、プレゼンをしたり、映像を流したり、ディスカッションをさせたり。今回も8つの問題が掲載されたテストペーパーに3つの映像資料、さらに、4つのディスカッションを準備して臨んだ。特に力を入れて考えるのが、ディスカッション。難しすぎず、簡単すぎず、知識がなくても語ることができて、意見が割れるようなテーマを選ぶ。毎回それに骨を折る。去年一年間やり続けたこともあり、構成を考える力はついた。もう一つ工夫できれば、より満足してもらい、会議の目的にも沿ったコンテンツになると思う。

 

最終的に具体的に何か一つを作り出すわけでも、発信方法を決めるわけでもない。今回も「自分達の発信」の答えが出たわけではない。ただ、発信活動に携わる団体のメンバーとして、その活動理由、方法を考え続けていきたい。

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